るくまるみかん

☆ ☆ ☆ 可愛い猫たちに癒されて過ごす日々 @横浜 ☆ ☆ ☆

01-25

2017

折れ耳の猫を知っていますか?







一か月前の 12月23日のこと 。。。


クリスマスも重なり街中賑やかな3連休の最初の日、東京は日本橋で開催されている「ゆめネコ譲渡会」の開催日。


可憐ちゃんを譲渡してもらったその譲渡会は月に2回ほど開催されていて、可憐ちゃんとは2014年の春、そこで出会いました。


可憐ちゃんの保護主さんとはその後も、可憐ちゃんのわが家での様子を報告するほかときどき連絡を交わし、たまに譲渡会に遊びに行ったりしています。病気だったルークのことも心配していただいていたこともあり、この日はルークのことを話しに、それから里親さんとの出会いを待っているかわいい猫ちゃんたちに会いに、その日はそんなつもりで譲渡会を訪れてみたのでした。。。


お天気の良い連休初日ということもあって会場はたいへん賑わっていました。里親希望の来場者の応対に忙しい保護主さんの邪魔にならないように少しおしゃべりし、それから猫ちゃんたちの顔を見て帰ろうかなと思っていました。わたしもまた新しい猫ちゃんを迎えるときにはこの「ゆめネコ譲渡会」からというつもり。まだルークがいなくなってから2か月弱、ちょうど49日という日でしたからまだもう少し先のことかなと。わが家ではみかんちゃんもルークも、マルクも可憐ちゃんも迎えたのは春、きっとまた新しく迎えるとしたら次の春かなと、漠然とそう思っていました。


「ゆめネコ譲渡会」には複数の保護主さんが参加されていて、猫ちゃんも保護した猫だったり元飼い猫、多頭飼い崩壊から救った猫など大人猫から子ネコまでさまざま。可憐ちゃんの保護主さんも多くの猫をお世話されていて、その中にはやっぱり可憐ちゃんのように人に馴れない猫もいました。どんな猫ちゃんが参加しているかは「ゆめネコ譲渡会」の里親募集のホームページであらかじめ見て知っていたので、あらためてそれぞれのケージをのぞきこんで、実際にかわいい猫ちゃんたちの顔を見て回りました。


譲渡会では、小さい子ネコはあまり物怖じもせず活発にしていたりしますが、怯えたようにケージの隅っこに固まっていたり毛布に隠れっぱなしの猫ちゃんもたくさんいます。


その中のあるケージに 。。。


まだ子供ネコなのに人が怖いのか、2匹でギュッと固まって小さくなっている猫ちゃんがいました。わたしにはこれが事前にホームページで見ていた猫ちゃんだというのはすぐにわかりました。なぜならそのうちの1匹はパステルカラーの三毛猫で、実はちょっと気に入っていたからです。


非常に怯えています。三毛ちゃんは里親募集の写真の可愛い顔と同じ猫だとはとても思えないほど、怒って怖い顔をしています。



201701-DSC_2343.jpg



募集のページには保護して間もないビビリちゃんだという紹介文が書かれていました。 「ビビリちゃん」 。。。 つまり人馴れしておらず、人に対してシャーシャーいったり攻撃的だったり、まだ触ることも出来なかったり 。。。 可憐ちゃんと同じです。可憐ちゃんの場合は大人になってから保護されて半年以上保護主さんのところにいてそれでもビビリちゃんだったわけですが 。。。 この三毛猫ちゃんはまだ7か月くらい。ここでは怖い顔をしているけれど本当はとてもきれいな顔立ちの子供ネコ、きっと優しい里親さんに見初められ、里親さんのところですぐに人に馴れ幸せになるだろうな、きっと幸せになってねと願いました。


そしてその三毛ちゃんと一緒に、グレー縞柄で鼻から下、胸にかけてと四肢が白毛、特徴的な折れ耳の子ネコがそこにはいました。



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さてこの折れ耳の男のコ、やはり生後7か月ほどの子供ネコ。同じ7カ月にしても三毛ちゃんよりひとまわり小さい身体。可愛い顔をしてはいますがケージの中で怯えたように三毛ちゃんにピッタリくっついています。保護されて2か月ほど経っているのにまったく人に心を許していません。


この子ネコ、保護主さんの話しでは地域ネコの餌場に突然現れたということでした。ペットショップに売られていそうな風貌のこの折れ耳子ネコ、最初は迷子猫かと思われ飼い主を捜したそうですが飼い主は現れません。捨てられた猫なのか、でもなぜこんな猫が?と保護主さんたちも不思議に思われたようですがこのまま放っておくこともできません。餌場に現れてから1か月ほどしてようやく保護し、それ以降ずっと保護主さんのところにいるのだということでした。


最初は猿のようにケージの網にしがみついていたそうです。いつもこの三毛ちゃんと一緒に固まって、人が近づくと徒党を組んでシャーシャー攻撃してくるこの小さい子ネコ。



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実際はそんな様子でも里親募集の写真の愛くるしい顔と折れ耳のおかげで里親希望の問い合わせはたくさん来ているということなのですが、いつまでも人馴れせずケージから出すこともできないままの状態、欲しいと言って来られてもやはり断られることも。また保護主さんにしてみてもただ可愛いから欲しいと言われても、子供ネコとはいえこのような状態のネコを譲渡するには慎重にならざるを得ずお断りすることもあったようです。保護主さんから見てもそれほどに人に馴れるには時間のかかりそうな難しいネコだということだったのです。


思い返せば可憐ちゃんを譲渡してもらったときもそうでした。保護主さんはとても慎重で、可憐ちゃんの里親希望を申し出たわたしにいろいろたずねられました。わたしはただ、ベタベタ甘えてこないネコでいい、抱っこが嫌いでも全然かまわないのだと譲渡会の時に保護主さんに話しました。わたしとしては、ホームページで見た可憐ちゃんの可愛いところが気に入ったというのが応募の一番の理由ではありましたが、ずっと可憐ちゃんの里親募集の経過を見ていても可憐ちゃんには応募が全然なさそうでしたから、うちに来ればルークやマルクと楽しく過ごせるかなと、ただそんな思いで引き取りたかったのです。保護主さんは、大人猫でそれこそ全く人馴れしていない猫を欲しいと言うわたしが本当に可憐ちゃんとずっと暮らしていけるのか、里親として譲渡して良いのかを見極める必要があったのだと思います。わたしは保護主さんに、亡くなったみかんちゃんのことをお話ししました。みかんちゃんもわたしに抱っこさせてはくれませんでしたから。みかんちゃんがわたしにじっと抱っこされたのは、息を引き取る寸前が初めてでしたから。


保護主さんとのやり取りの中でわたしは保護主さんの理解を得、一方わたしは保護主さんの可憐ちゃんに対する愛情をひしひしと感じ、可憐ちゃんを幸せにしてあげたい、保護主さんにも可憐ちゃんの幸せな姿を見せてあげたいとより強く思うようになったのです。


そうして可憐ちゃんはうちにやって来たのです。可憐ちゃんとわたしの距離が縮まるのには時間がかかりました。それでも1年半過ぎたころには、可憐ちゃんはわたしの足元にスリスリしてくれるほどになってくれました。さらに半年ほどたって可憐ちゃんとの暮らしが2年以上過ぎ、ようやくわたしが近くを通っても可憐ちゃんが逃げ出すことがなくなり、やっと可憐ちゃんも家猫らしくなったと思えたのでした。


さて話しはそれてしまいましたが 。。。


譲渡会のその折れ耳の子ネコちゃん、このままでは譲渡ができないまま人馴れすることもなく大人猫になってしまいます。保護主さんのところではずっとケージ暮らしです。希望者からの応募があっても躊躇してしまう保護主さんの気持ちもよくわかります。この折れ耳の愛くるしい顔とは裏腹にこのネコがあまりにも人を寄せつけないし、また脱走なんかされたら二度と捕まりそうにありませんから。



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わたしはその日はまったく心の準備は出来ていませんでしたが、頭の中でいろんな思いが渦巻きました。それはもう様々なことを考えました。


別にわたしは人馴れしない猫が好きなのだということはありません。もちろん、人馴れしない猫がだんだん心を許してくれるようになり自分に甘えてくるようになるというのには格別の嬉しさがあり、愛おしさもまたひとしおです。これは猫を飼おうと思う人に、人馴れしていない大人猫を迎えてもらって是非味わってもらいたい幸福感です。かたや可憐ちゃんを迎えてから初めて、触れない猫のお世話をするというのがどういうことか実によくにわかりましたし、それは思ったよりも困難なことが多くありました。経験して初めてわかることだったのです。いまだに撫でる以外に触れない可憐ちゃん、具合が悪い時に十分にケアできないことがどんなにもどかしいか。ですからもし次に迎えるとしたら、抱っこされなくてもいいしお膝にのらなくてもいいから、せめて捕まえることくらいはできる少し穏やかなネコだといいかなという気持ちもありました。


それにもっと大事なことがわたしにはあります。マルクのこと、可憐ちゃんのこと、わが家の環境でいずれ迎えるであろう猫はどういう猫がいいだろうかと、特に少々神経質な性格のマルクにとっては、迎え入れる猫の年齢、性別、どのような性質であれば仲良くはならなくとも負担が少なくてすむのかをじっくり、時間をかけて考える必要があると思っていましたから。


猫が好きではないらしいマルクのことは一番に考えてあげなくてはと思っていても、目の前のこの手強い子ネコがこのままどうなっていくかと案じる気持ちが半分、保護主さんの負担を減らしたいという気持ちが半分 。。。 結局わたしはその場でこの折れ耳子ネコをわが家に迎え入れることを申し出てしまいました。


大いに迷ったという反面、ここで譲渡をお願いしたことは何かのはずみのようなことだったかもしれません。ただ、決めたからには覚悟が必要です。一応最初はトライアルという形になりますが、出戻りにはさせたくありません。迎えるのは子ネコなのでなんとかなると思うのですが、マルクのことが心配です。 保護主さんもよく事情をわかって下さっているので、マルクの過度な拒否反応が起こってしまったらすぐに中止にしてくださいと言ってくださいましたが、焦らずに最初の対面を失敗しないように、マルクを第一に可愛がって安心させて、新入りを迎えるときのセオリー通りにやってみて、なんとかうまくこの折れ耳ちゃんをわが家の一員としようと決心しました。


折れ耳ちゃん、名前は「うりくん」といいます。


201701-PC307162.jpg


こうした経緯で思わぬタイミングで新入りを迎えることになったのですが、。。。 本当は躊躇した理由は他にもあったのです。覚悟が必要だったのはそのことだけではないもっと重大な理由があるのです。


。。。



長くなりますので続きはまた。













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COMMENT

柄と目の感じがフクロウみたいでカッコイイ
2017/01/25(水) 20:16:02 |URL|D_D #- [EDIT]
 おはようございます。
 人間を警戒するのはそれまでかなり酷い経験をしたのでしょうね。すっかり人間不振な様子、「うりくん」、マルクや可憐ちゃんと仲良くできればいいですがそれまで本当に大変そうです。
2017/01/26(木) 08:35:32 |URL|inkyo #yNKEkr8c [EDIT]
D_D さん、

確かに!何かに似てると思ってたけどフクロウっぽい!

フクロウってどんなだっけと思って今検索してみたらうりくんみたいなの出た!
http://fujigarden.blog120.fc2.com/blog-entry-606.html

2017/01/26(木) 14:36:03 |URL|みち #u2uz6ZTM [EDIT]
inkyo さん、

こんにちは。

うりくんも可憐ちゃんも外で暮らした経験の中でなにか人にひどいことをされたのかもしれないと思うほど人間を相当警戒しています。

可憐ちゃんはじっと身を潜めているのに対して、うりくんは最初からわたしに攻撃を仕掛けてきてわたしのほうが少しビビりました。

うちに来てそろそろ1か月です。明日からこの間のことを綴っていきたいと思います。
2017/01/26(木) 14:40:22 |URL|みち #u2uz6ZTM [EDIT]

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