るくまるみかん

☆ ☆ ☆ 可愛い猫たちに癒されて過ごす日々 @横浜 ☆ ☆ ☆

06-16

2015

チーコの思い出





季節の変わり目は苦手 。。。

ここんとこ体調もいまいち。

家に帰ってからも すぐにパタッと寝てしまうので

写真がないねぇ 。。。




▼ 可憐ちゃん
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▼ ルークには必要以上に近づかない
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ということなので、

今日は、昔話を 。。。

長いよっ!




。。。 ~(=^・ω・^)_。 ~(=^・ω・^)_。 ~(=^・ω・^)_。 。。。




わたしは九州の、自然あふれる小さな町で育った。

中学の頃、小さい仔猫を拾った。

ルークにそっくりなシャムの雑種だったけど、

足先だけ靴下をはいたように白かった。

オスだけど、あまりにかわいいので「チーコ」と名付け

家で飼うことは賛成されたわけではなかったけど

自由に外で生きているわたしのペットだった。

そもそも当時、猫を家の中に閉じ込めて飼うなんて

考えられない環境であり、むしろ、猫が家の中に入ると

親には叱られるので、冬の寒いときには

こっそり自分の部屋に入れてあげた。

ダニもノミもたくさんついていたと思うけど

あまり気にせずお布団に入れて寝た。

猫にあげる餌も、ペットフードなんて買ったことがない。

いわゆるねこまんま。

だしをとった後のいりこをお米のご飯にまぜて

お味噌汁をかけてあげたり。。。

今考えるととんでもない話なんだけど。

きっとおいしい餌ではなかったはずだけど、

チーコは朝夕、わたしがベランダの窓を開け

家の裏にある小高い山に向かって

「チーコー、ごはんよーー!」と叫ぶと、

どこからともなくやって帰って来て

そのねこまんまをガツガツ食べると

またどこかに遊びに出かけた。

おそらく、チーコは野山で狩りにあけくれ

自分の餌は自分で捕獲していたんだと思う。

いつしかチーコは仔猫のころの可愛いかった風貌は幻のように

成長するにつれ立派なボス猫となった。

隣の家の男の子にも、「でぶ猫」やら「ぶた猫」と

あだ名を付けられたが、まったくその通りだった。

ほぼ野生の猫同様なので、狩りはもちろん、

ネズミや鳥、ときにはヘビなんかもくわえてきた。

猫はよくお礼を持ってくるというが、あれは本当。

たまにネズミの頭がベランダに並んでいたものだ。

よくケンカもしていたようで、特に春先になると

何日も帰って来ず、幾日かぶりに現れると

体中傷だらけのボロ猫になっていたりした。

ときどき家の近くでも、通りがかりの野良猫と

取っ組み合いの喧嘩を目撃したりして、

猫の喧嘩に仲裁に入るほど愚かなことはないのに

当時はわたしも怖いもの知らずの野生児で、

猫を引き離そうと間に入り、猛り狂ったチーコに

腕をしっかり掴まれて、骨が見えるほど齧られたこともある。

母はなんてバカなことを、とあきれ顔だったが、

自分はそんな傷、たいしたことはないと思っていた。

今もわたしの手首には懐かしいその痕がしっかり残っている。


そんな環境なので、チーコはしょっちゅうお腹をこわしたりしていたが

そういう時はじっと物陰に潜んで、自力で体力を回復させていたのだろう。



ある春の日 。。。



ひどくぐったりした様子で、家の庭でフラフラになっているチーコ。

さすがに心配になり、庭先でチーコを膝にのせ看病するわたし。。。

看病といっても、病院に連れて行くわけでもないし、

薬を飲ませるわけでもない。ただただ心配で、せいぜい

いつもはあまりあげない牛乳や、だしをとる前のいりこやかつお節を

あげてみたりするくらい。とにかくただぐったりしたチーコを

膝にのせたままじっと見ているほかなかった。

鳥のさえずりの聞こえるのどかな日。

子鳥の声もする。きっと生まれたばかりの子スズメだ。

しかし、鳥のさえずりにしてはやたらに大きな鳴き声。

鳥の声は家の玄関の屋根の方から聞こえる。

見ると、スズメが瓦屋根と雨どいの隙間に向かってホバリングしている。

スズメは瓦の隙間に巣を作って子育て中の親スズメだった。

必死に鳴いている親スズメ。

子スズメの声も聞こえてくる。

ただ事ではないのはすぐに分かった。

おそらく、巣にヘビが侵入してきて子スズメを食べようとしてるのだ。

わたしはチーコを膝にのせたまま、兄を呼んだ。

「スズメが食べられよるよ!ヘビを追い出してー!!」

兄は脚立を持ってきて上り、瓦と雨どいの間の隙間に細長い棒を突っ込んだ。

手ごたえがあったようだ。

しきりにつついて、ヘビを追い出すことに成功しそうだ、と、その時

ヘビが鎌首をもたげて瓦の下から体半分を出してきた、

その口は悲しいかな子スズメをくわえたまま。。。

親スズメのけたたましい声、何とか助けてあげたいと半泣きのわたし。

兄はヘビの頭を棒で叩いた。叩いてヘビごと下に落とした。

ヘビもたまらずくわえていた子スズメを口から放し、

あ、やった!と思ったその瞬間、黒い影が走り子スズメをさらって行ったのだ!

走り去る黒い影 。。。 それは、

それまで膝の上でぐったりしていたはずのチーコだった。

嗚呼、これが自然界 。。。


その日わたしは、その衝撃的な出来事を日記に書いて寝ました 。。。



。。。 おしまい 。。。




▼ 今ではすっかり 猫っ可愛がり♪
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昔はあんなだったけど

今は過保護な猫飼いです。


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COMMENT

はじめまして!
チーコさんのお話、楽しく読ませて頂きました♪
途中ハラハラしながら、クスクスしながら…(^^)
いちばん衝撃的だったのは、やっぱり
チーコちゃんではなく、チーコくんだったことかも!

自然界で生きるにゃんこは、
想像以上にたくましいですね。
そうでなくちゃ心配ですけどね(^^♪
2015/06/16(火) 17:57:17 |URL|にゃんちっち #- [EDIT]
はじめまして(*^_^*)

にゃん’sを見させて貰いに何度かお邪魔してます^^
猫ちゃんの名前にも親近感を覚えたりして・・・

ルークというのは私がいろいろなところで使っているHN(このブログでは使っていませんが)で、みかんは以前ウチにいた猫の名前なんですよ(;^_^A

猫の写真ってなかなかいいの撮れないし、なんだかんだで同じような写真になってしまいます。
みんな猫のいろんな姿よく撮れるなぁと思いますよ^^;
2015/06/16(火) 23:39:59 |URL|JJKENT #- [EDIT]
おはようございます。

 やはり以前のネコの生態は何処も同じようです。

 小学生の時飼っていたネコも家の出入りは自由、ネズミを取ったり勝手気ままに暮らしてましたが、ある日突然家から姿をくらましそれっきりでした。

 可憐ちゃんとルークの距離がもう少し縮まることを願っています。
2015/06/17(水) 08:28:09 |URL|inkyo #yNKEkr8c [EDIT]
にゃんちっち さん、

はじめまして(^^)!

昔話にお付き合い下さって、コメントまで。。。感激です(/*^^)/

> チーコちゃんではなく、チーコくんだったこと

そこでしたかー!(;^_^
でもそりゃあそうですよね、なにせわたしも中学生、ただかわいい猫にかわいい名前をということだけで♂♀関係なく、当時同じ中学にいたとってもかわいい憧れの先輩のあだ名「チーコ」と同じにしたくて命名したのでした。←発想が小学生レベル!!
でも、チーコのかわいい子猫時代はあっという間、みるみるボス猫らしいふてぶてしい顔へと変貌をとげ、チーコ先輩には先輩の名前をもらったとは口がさけても言えない状況に。。。

今思えばチーコとしても、食糧を捕獲するのに必死だったのかと。。。本当にたくましい猫でした。

うちに来たお客さんには、「これ(チーコを指差す)、って…犬ですか?」と聞かれる始末。
そもそも去勢もせず立派なモノをつけていたので♂だというのは一目瞭然。
それでもわたしは「チーコ」と呼んでいたので、よその人から見ればきっと可笑しかったに違いありませんね( ̄▽ ̄)。

にゃんちっちさんのおうちの3にゃんず~~コッチさん、ジーさん、プーちゃん。。。楽しいですねー!
プーちゃん、マルクに似ているところがありますよ。ジーさんとのなんか微妙な間柄もうちと似てるなぁと思ったり、ルークにもコッチさんみたいに長生きしてほしいなぁと思ったり。。。

で、過保護っぷりは一緒ですね~~(´ω`)
猫は癒しですよね~~。
2015/06/17(水) 12:25:46 |URL|みち #PqO8EiXM [EDIT]
JJKENT さん、

はじめましてー(^-^*)!

JJKENTさんも「みかんちゃん」という猫を飼っていらっしゃったんですね。HNも「ルーク」だなんて、偶然とはいえ驚きですね!

わたしもよく同じ名前の飼い猫の人のブログを見ては共感をおぼえ、ほくそ笑んでいます。

みかんという名前は、保護してくれた友人がずっと「ちびたん」と呼んでいたので、友人の名前から「み」をもらい、「ちびたん」と呼ばれた時の音が似ているように「みかん」とつけたんです。みかんという名の猫は三毛猫が多いようですが、やっぱり三毛猫だったんでしょうか。。。

猫の写真、わたしもカメラはまぁまぁいいの(←頂き物!)を使っていると思うんですが、マニュアルで設定する知識がないので、白くなったり暗すぎたり。。。いつもカメラをスタンバイして撮れるようにしているのですが、ほとんどがブレブレのボケボケで、何千枚(何万か?)もの写真DATAがお蔵入りになっています。いつかは跳んでいるマルクを止まっているように撮ってみたいと思っています!←のつもり!

2015/06/17(水) 12:29:36 |URL|みち #PqO8EiXM [EDIT]
inkyo さん、

こんにちは!

今は考えられませんが、かつては当然のようにそんな飼い方をしていました。猫も自由を謳歌していて、それはそれで幸せだっただろうと今でも思います。

チーコはわたしが大学に入って家を離れてから、確かわたしが二十歳になる前に、家で妹が抱きかかえて最期を看取ってあげたということでした。そんな環境で過ごしていたけれど、外猫として7年ほど。。。 長生きをした強い猫でした。

ルークと可憐ちゃん、近くにいることはお互い平気な様子なのですが、最近はルークが慢性鼻炎のためしょっちゅうくしゃみをして鼻水を飛ばしているので、それ以来可憐ちゃんはそれを避けているようです。お外で生きていた可憐ちゃん、ちゃんと自己防衛能力を身に着けています。

2015/06/17(水) 12:39:12 |URL|みち #PqO8EiXM [EDIT]
ステキなお話ですね~(´∀`*)

外猫ちゃんを見て、いつも思うのですが、本当にたくましいですよね。

それに引き換え・・・切り身じゃないとお刺身は食べられなかったり、
血合いは食べられなかったりと・・・ホント箱入り息子&娘達です。

とまぁ・・・分かっていても、親バカ過保護は変われませんね~(^^;
2015/06/17(水) 13:17:34 |URL|ぶるねこ #- [EDIT]
こんにちは。

僕も小学三年の頃に、スズメを飼っていたら
隣のネコに獲られたことを思い出しました。

あの時は母が隣の家に怒鳴り込んでいったのですが
どうしようもありませんでした。
丸1日泣いていました。
2015/06/17(水) 14:48:34 |URL|孝ちゃんのパパ #89lC/bVQ [EDIT]
ぶるねこさん、

ありがとうございます。
遠い遠い昔話です。猫だけではなく自分も十分ワイルドに生きていました。

この前、萬来亭の斜向かいのNTTの敷地で、白黒にゃんこを見かけました。呼び掛けると「なによー」って顔で一瞥をくれたので、しつこく呼びましたが「用がないなら行くわよー」と言わんばかりにそそくさと行ってしまいました。
きっとこの猫も中華街のおこぼれにあずかり、気ままに生きているんでしょうねー。

ぶるちゃん、特大の箱入りですからね~(^з^)
血合いもとってあげてください、あと煮干も頭と内蔵は外して。。。?!。。。(´ω`)

2015/06/18(木) 08:43:26 |URL|みち #PqO8EiXM [EDIT]
孝ちゃんのパパさん、

こんにちは!

スズメ。。。 隣のネコに。。。

それはもう 。。。 あっちゃーーですね 。。。
ネコに怒ってもしょうがないけど、でもそれはネコ憎しになりますね。飼い主さんもどうしようもなくてさぞお困りだったのでは。。。

うちではマルクは窓から鳥が見えると「ケケッケケケッ」と反応しますが、おそらく実際に鳥を目の前にしたら、例え小さなスズメでも尻尾を巻いて退散すると思います、威勢だけ一丁前のびびりなんです。。。
2015/06/18(木) 09:03:09 |URL|みち #PqO8EiXM [EDIT]

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